レナードの朝

あの映画を思い出す事態。 我が家にも居るんです、レナードが。 眠ってしまう訳では無いのです。 元来個性的、繊細な息子。 ご機嫌な時はハイで良く喋り、快活。 これが、何かをきっかけとして落ちる。。 暗く重く．口も利かない。 普段は出勤の時には夫が駅まで送って行くのだが…今日はとうとう一人で出て行った。 まぁ、それは良いのです。 あれだけ大いばりしているんだから、朝も一人で起きれば良いと思っていたので。 問題は原因が判らないこと。

毎回そうではある。 小さい頃から、目覚めた時のご機嫌で一日が変わる。 本当に扱いにくいと言ってしまいたい子供だった。 そのまま大人になった。…これは育てた大人、私たちの責任。 音楽を辞めて子育てに専念した私。 産後にノイローゼになり、その後吹っ切れたもののどこか違っていたのかも知れない。 自分が育った様に育ててしまった事が大きな原因で有る様に思える。 …そう…私の責任。 なので、何があっても、どういう態度であっても変わらずに大事な息子であると言う気持ちを持って接しようと思う。 一応大学を出て、就職して…今もとりあえずSEとして仕事をしている。 それだけでも充分と言えば充分なのだから。 レナードの朝…また笑顔の日を待とう。